内部試合 総評

内部試合に参加したみなさん、おつかれさまでした。

【内部試合 総評】

内部試合に出場された選手の皆様、保護者の皆様、この度は2024年春季内部試合にご参加いただきありがとうございました。

 

〈型の部〉

初めて試合に出場した選手はとても緊張したかと思います。

私も主審をしながら選手たちの表情をよく見ていましたが、みんな普段の稽古では見ないような特別な緊張感が出ていましたね。

たくさんの人に見られながらたった1人で型を打つのは緊張という言葉では言い表せないくらいのものです。

私が少年部の頃は、足に力が入らなくなり声も出なくなって間違えたらどうしようと不安にもなっていました。

(案の定、緊張しすぎて型間違えで失格。。)

 

そんな中、今回出場した選手は誰ひとり間違えることなく最後までやりきりましたね。

試合なので相手との勝ち負けはありますが、この緊張する場に自ら立ったことが自分に勝っている何よりの証拠です。

もっとここをこうすれば良かったなぁとか、ここが出来なかったなぁと気付いたことがあれば、次回の内部試合で改善できるようにまた稽古を頑張っていきましょうね。

 

 

〈組手の部〉

今回の組手は接戦に次ぐ接戦となり、延長戦までいった試合がほとんどでしたね。

1分30秒間必死で動いたあとにもう1分延長となるわけですから、両者きついのは同じです。

最後まで気持ちを切らさずに動ききったひとが勝っていましたね。

普段の稽古での組手でいつも押されているような子が、試合では力を発揮していい動きをしている子が何人かいました。

ずっと組手で負けていた子でここ数カ月で一気にレベルが上がった子もいます。

はじめは苦手でも、続けていればいつかは芽が出て開花できるときがやってくるのです。

負けてしまった選手のみんなは、ここで諦めてはいけません。

負けたら気分も落ち込んでもうダメだと思ってしまうかもしれないけれど、まだまだチャンスはあります。

負けたら終わりではなくて、諦めたときが終わりです。

自分の才能やこれまでの努力を終わらせないためにも、また次回の挑戦を待っています。

 

 

今回試合を進行するにあたり滞りなく無事に終えられたのも審判の皆様、スタッフの皆様のおかげです。

審判としてご協力いただいた岡田さん、山崎さんありがとうございました。

スタッフとしてご協力いただいた髙比良さんご夫妻、吉川さん、太田さんありがとうございました。

YouTube撮影のご協力をいただいたサントスさんありがとうございました。

型 第1部のみなさん

型 第2部のみなさん

組手の部のみなさん